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【理科】ウニの受精と発生(2年特選コース)②
秋草ブログ
2025.02.15(土)
ウニの受精日から2日後、特選コース2年生『生物(選択)』の授業で、ウニの発生観察の次のステップへと移りました。
この日は何をするのかを伝えていなかったため、頭に?が浮かぶ様子。
そこで「みなさんひとりひとりにウニを育ててもらいます。」と伝えると、(え??)とはてなが増えたような気がしました。
生徒ひとりひとりに15mL遠沈管が配られ、先日受精させたウニの胚(プリズム幼生)を数個移して飼育開始です。
必死にのぞき込むも、小さな粒が見えるだけ。中にはこんな細い容器で大丈夫かと問う生徒もいました。観察のしがいがあるってものです。
普段は教室のロッカー上に置き、随時撹拌と定期的な給餌と水換えを行います。その様子は③にて。
(左上)胞胚期の胚。胞胚腔が観察できる。
(左下)プリズム幼生。原口と原腸がみられる。
(中 )15mL遠沈管に移し替えた様子。目を凝らしてやっとウニたちが見える。
(右 )別容器(3Lビーカー)で大量飼育も並行して行う。
また、日程をずらしてアニマルサイエンス部でも同観察実験を行っております。1年生をはじめ、まだ教科書で学習していない部員たちはそれでも興味津々でした。